今回は、このブログでも何度か取り上げてきたクリスマスローズについて、改めてきちんと説明しようと思います。

名前に「ローズ」とついていますが、バラの仲間ではなく、まったく別の植物です。主に12月から早春にかけて、花の少ない冬の庭に、バラのような綺麗な花を咲かせることで、とても人気の高い植物です。

11月頃からお店に並び始めるので、この記事では、買うときに気をつけるところと、その後の育て方を、わが家の3株の実例をもとに一つにまとめました。

初心者の方にいちばん伝えたいのは、シングル咲きの丈夫な品種を選び、夏に日陰になる場所に植えることです。私も2022年11月に、約1000円の小さなポット苗を木の下に植えました。それから4年近く、今も元気に育っています。

結論

① 植え付け・株分けの適期は10〜11月です。
② 初心者が選ぶのは、シングル咲きの原種系か、庭向けに強く作られた氷のバラシリーズ(HGC)などです。
③ 花も見て選びたいなら、冬に出回る花付きの大株がおすすめです。ただし真冬は植えず、植えるのは2月下旬〜4月です。
④ 植える場所は、夏に日が当たらない所。鉢植えなら軒下です。
私は西日の当たる場所に植えた株を、その年の9月に真っ黄色にしてしまいました。

晩秋から出る小さいポット苗は安いのですが、その年は花が見られないと思ってください。ただし私のアイガーは、約1000円の3.5号ポットを11月に植えて、その冬に花が咲きました。

やらないことは2つ。最初からダブル咲きを狙うことと、夏に日がガンガン当たる所に植えることです。

目次
  1. 私が育てている3株|購入時期・値段・その後
  2. クリスマスローズの苗はいつ買う?値段と出回る時期
  3. 初心者はどの苗を選ぶ?シングル咲きをすすめる理由
  4. ポット苗の写真と実際の花はずれる?良い苗の見分け方
  5. 11月に植えて間に合う?ポット苗はそのまま植えてよい?
  6. 花付きの開花株を買ったら、いつ植える?2月下旬〜4月です
  7. どこに植える?植える場所で夏越しが決まる(私の失敗)
  8. クリスマスローズの1年の育て方カレンダー
  9. 株分けで増やす|植えて約2年の秋にアイガーを株分け
  10. 毒とブラックデスに注意する
  11. よくある質問
  12. まとめ|今週末やること
  13. 植え付けにあると便利な道具
  14. 次に読む

私が育てている3株|購入時期・値段・その後

まず、わが家のクリスマスローズ3株を並べます。どれもホームセンターで買いました。値段は購入時の目安です。

品種購入時期大きさ・値段植えた場所初開花その後
アイガー2022年11月3.5号ポット・約1000円木の下に地植え(夏は日陰)植えたその冬2024年10月に株分け。今も元気
ピンクフロストアイガーと同じ頃6号鉢・約3000〜5000円鉢植え→2023年2月に地植え鉢植えのうちに咲いた今も元気
紫のダブル咲き(品種名不明)2023年6月大株の6号・約3000〜5000円西日の当たる場所に地植え→同年9月に日陰の花壇へ移植2025年3月(購入から約2年)植えた年の9月に株が真っ黄色に。1年かけて回復し、今も元気
2022年11月13日、夏に日陰になる木の下へ地植えしたアイガーの3.5号ポット苗
2022年11月13日。アイガーの3.5号ポット苗を、夏に日陰になる木の下へ植えました。

どれもホームセンターの苗でしたが、育ち方には違いがありました。中でもいちばん丈夫だったのは、いちばん安いアイガーです。

クリスマスローズの苗はいつ買う?値段と出回る時期

苗が買えるのは、大体11月ごろからです。時期によって、出てくる苗が変わります。

11月:小さいポット苗は安いけれど、その年は咲かないことが多い

出始めは、まず小さいポットのものです。安いのですが、そんなに育っていません。その年には花が見られないと思った方がよいです。

札には花の写真があるだけで、苗には花が咲いていません。写真を見て選ぶことになります。実際に咲いてみると、写真から結構ずれていることもあります。

安く手に入れたい方は、このタイミングで買えばよいと思います。ただ、私はあまりおすすめしません。株が小さくて弱く、今年見られないのが最大のデメリットだからです。

とはいえ、私のアイガーは、この小さな3.5号ポットでした。それでも植えたその冬に、花まで咲きました。原種系のような強い品種なら、咲くこともあります。

冬(12月ごろ〜):花付きの大株が出てくる

もう少し冬になると、大株で花付きのものが出てきます。大きく仕立てられていて株が強く、花を見て選べます。特に初心者は、このタイミングで買うのがおすすめです。

花付き株は、真冬のうちは植え付けも植え替えもしません。買った鉢で花を楽しみ、2月下旬〜4月に植えます。そうすると、その年にしっかり育っていきます(くわしくは後の章で書きます)。

園芸メーカーや園芸サイトの解説でも、ポット苗は2〜3号ほどの小苗が多く、花が見られるまで1〜2年かかるとされています。開花株や開花見込み株は5〜6号ほどで、その冬に花が楽しめます。

苗の値段は?私が買った値段

値段の目安は、私の実例で、3.5号の小さいポット苗が約1000円、6号の大株が約3000〜5000円でした。どちらもホームセンターです。お店や時期で変わりますので、あくまで参考にしてください。

初心者はどの苗を選ぶ?シングル咲きをすすめる理由

クリスマスローズは、ヨーロッパ原産の高原植物です。日本の暑さや蒸れには弱い花です。でも、寒い季節から早春に咲く貴重な花なので、庭に取り入れる価値は十分にあります。

大きく分けると、シングル咲きとダブル咲きがあります。ダブル咲きの方が見応えがありますが、ダブルにするだけのエネルギーを使うので、栄養がたくさん必要で、育てるのが難しくなります。初心者にはシングル咲きがおすすめです。

クリスマスローズはたくさん品種改良されています。お店に並ぶ苗は、大きく次の4つに分けられます。上ほど強く、初心者向きです。

  • 原種系(原種に近いもの):ニゲルなど。白い花が多く、シングル咲きが大半です。非常に強いです。わが家のアイガーは、ニゲル系の原種系です。
  • 氷のバラシリーズなど(ドイツ・ホイガー社のHGCシリーズ):氷のバラ(Ice N’ Roses)は、原種のニゲルとガーデンハイブリッドを掛け合わせて作られたシリーズで、庭に合うよう強く作られています。ピンクフロストも同じHGCシリーズの品種(ニゲル×リヴィダス)ですが、氷のバラシリーズの一員ではありません。わが家のピンクフロストはこちらです。
  • ガーデンハイブリッド:交配で庭向けに作られた品種のグループで、通常の交配品種よりは強いです。花色や咲き方の幅も広くなります。
  • 通常の交配品種:いちばん弱いグループです。シングル咲きもダブル咲きもあります。わが家の紫のダブル咲きは、ガーデンハイブリッドでもない、普通の交配品種で、こちらです。

品種改良が進んだものほど、生育が弱く育てにくい傾向があり、枯れてしまうこともあります。初心者には、シングル咲きの原種系や氷のバラシリーズなどがおすすめです。ガーデンハイブリッドはその次です。

はっきり言って、通常の交配品種のダブル咲きは、初心者にはまったくおすすめしません。弱りやすく、花を咲かせるまでに時間もかかります。

なお、売り場でよく見る「ピコティ」は品種のグループではなく、花びらのふちに色が入る模様の名前です。

私の紫のダブル咲きは、初開花まで約2年かかった

わが家の紫のダブル咲きは、2023年6月に大株の6号で買いました。紫は珍しい色です。ただ、植えた場所が悪く、その年の9月に株を弱らせてしまいました(くわしくは「どこに植える?」の章で書きます)。初めて咲いたのは、購入から約2年後の2025年3月です。

購入から約2年後の2025年3月に初めて咲いた紫のダブル咲きのクリスマスローズ
2025年3月。紫のダブル咲きが、購入から約2年たってようやく咲きました。
2026年10月の紫のダブル咲きクリスマスローズの株。ギザギザのある明るい緑の葉が広がっている
紫のダブル咲きの今(2026年10月)。弱らせた夏を越えて、今も育っています。

咲く順番を知っておくと、買う苗を選びやすい

同じクリスマスローズでも、咲く時期が違います。

  • 12月ごろ〜2月:原種系が、いちばん早く咲きます。先に咲き終わります。
  • 1月〜3月ごろ:氷のバラシリーズなど(HGC)が咲きます。
  • 2月〜4月ごろ:ガーデンハイブリッドや通常の交配品種が咲きます。咲く時期は品種によって違います。

春に咲くものは、ほかの早春の草花に埋もれてしまいます。だから、冬に花を咲かせる原種系や氷のバラシリーズなどの方がおすすめです。シングルでも十分きれいです。豪華な花がほしいなら、バラなどほかの花で楽しめばよいと私は考えています。

ポット苗の写真と実際の花はずれる?良い苗の見分け方

ポット苗の札は写真だけで、花は咲いていません。園芸サイトの解説では、種から育てた「実生苗」は1株ごとに花色や形が違い、札と同じ花が咲くとは限らないとされています。組織培養の「メリクロン苗」は、親株と同じ花が咲くそうです。

好みの色や形をはっきり選びたい方は、花が咲いている株を買うのがいちばん確実です。

苗の状態は、次の点を見ます。複数の園芸サイトで共通していた目安です。

  • 葉が濃い緑で、1枚1枚が大きくしっかりしている(小さな葉ばかりの苗は避ける)
  • 茎や株元の芽が太い
  • ポットの底から根が見えるなら、白〜薄い茶色(黒い根は避ける)
  • 葉や茎に、コールタールを塗ったような黒いスジやシミ、葉のよれや縮れがない(ブラックデスか葉の傷みか見分けにくいので、迷うなら避けます)

11月に植えて間に合う?ポット苗はそのまま植えてよい?

秋の10月・11月は、植え付けと株分けの適期です。このぐらいから、クリスマスローズはよく肥料を吸い始めます。植え付けと株分けの適期は、10〜11月と考えてください。11月に植えて大丈夫です。私も2022年11月13日に植えて、4年近く育っています。

一方、12月以降の厳寒期は根が傷みやすいので、植え付けも植え替えもしません。12月に買った苗は、ポット苗でも花付き株でも、いったん早春まで待ってから植えます。花付き株を植える時期は、後の章で書きます。

ポットのまま?抜いて植える?根鉢の扱い

ポットごと埋めることはせず、ポットから抜いて植えます。秋の植え付けなら、根鉢の底や周りを軽くほぐし、黒く傷んだ根があれば清潔なはさみで切ります。専門家の解説でも、秋はほぐすという意見が多くありました。

一方、花が咲いている株を2月下旬〜4月に植えるときは、根鉢を大きく崩さず、底を軽くほぐす程度にします。

植え付けの手順(地植え)

  • 場所を決める:夏に日が当たらない所です(後の章で書きます)。
  • 土を整える:堆肥や腐葉土を混ぜます。水はけが悪い所は、少し高く盛って植えると安心です。
  • 浅く植える:芽が土に埋まらない高さで、根鉢の上面が地面と同じ高さになるようにします。深植えは禁物です。
  • たっぷり水をやる:根づくまでの2週間ほどは、土が乾いたら水をやります。根づいたあとの地植えは、基本的に雨で足ります。
  • 置き肥をする:元肥は入れません。植え付けのときも、肥料は置き肥で与えます。秋は、しっかり置き肥をする季節です。根に直接触れないように置きます。

鉢植えの場合は、ポットより一〜二回り大きな、深めの鉢を使います。クリスマスローズ用の培養土が手軽です。用土を自分で配合する場合の比率は、解説によって数字が分かれるので、この記事では書きません。

寒さには強い植物です。植えた直後の寒さ対策としては、霜で土が凍るのを防ぐために、株元をバークチップなどで覆う(マルチング)という方法があります。

花付きの開花株を買ったら、いつ植える?2月下旬〜4月です

冬に花付きの大株を買ったとき、真冬のうちは、植え付けも植え替えもしてはいけません。根が傷みます。買った鉢のまま、花を楽しんでください。

植えてよいのは、早春からです。早くて2月下旬〜4月に植えます。植えるのは、なるべく早い方がよいです。早く植えるほど、しっかり根が張って、夏に耐える体力がつきます。

私のピンクフロストは、鉢植えで花が咲いたので、見栄えを意識して2023年2月3日に地植えにしました。ただ、これは少し早すぎました。根が傷む可能性があります。結果的に今も元気に育っていますが、おすすめはしません。植えるなら、2月下旬以降にしてください。

2023年2月3日、鉢で花が咲いたピンクフロストを地植えに移したところ
2023年2月3日。鉢で花が咲いたピンクフロストを、見栄えのよい場所へ地植えにしました。今思えば、少し早い時期でした。
2026年10月のピンクフロストの株。白っぽい模様の入った葉が茂っている
ピンクフロストの今(2026年10月)。地植えにして3年以上、元気です。

どこに植える?植える場所で夏越しが決まる(私の失敗)

植える場所でいちばんよいのは、鉢植えにして、軒下のような所で育てることです。ガーデンに入れるとかなり映えますが、地面に植えるなら条件があります。

気をつけたいのは、夏場に日がガンガン当たる所は避けることです。日が当たる所で育てると、すぐ弱ります。夏の終わりの8月下旬〜9月ごろに、枯れてしまうこともあります。地植えにするなら、夏に日が当たらない所にしてください。

これは私の失敗からも言えます。紫のダブル咲きは、2023年6月に買って、そのまま西日が当たる場所に地植えしました。すると、その年の9月には株が真っ黄色になってしまいました。

日当たりでダメになったと判断して、9月に急いで、今の日陰の花壇へ移しました。そこから1年かけて回復し、2025年3月にやっと初めて花が咲きました。

移した先は、アイガーとピンクフロストを植えている、夏に日陰になる花壇です。アイガーは木の下のこの場所で、4年近く元気に育っています。

アイガーを植えた木の下の花壇。木の根元にクリスマスローズやほかの草花が植わっている
アイガーを植えた木の下(2026年10月)。夏は木の陰になる場所です。

夏の日差しで葉が黄色くなってしまった株の手当てと、秋の回復の様子は、別の記事にまとめています。
→ クリスマスローズの葉が黄色い原因|9月の見分け方と回復作業
→ クリスマスローズ10月の管理|古葉切り・肥料・株分けと夏バテ回復

クリスマスローズの1年の育て方カレンダー

大事なのは、秋に置き肥をしっかり与え、開花中も3月頃まで与えて、春に肥料が切れるようにし、夏は耐えさせることです。1年の作業を、カレンダーにしました(わが家のある関東平地の目安です。地域や年によって前後します)。

月123456789101112
開花:原種系
12〜2月
開花:原種系以外
1〜4月
置き肥
10〜3月
植え付け
10〜11月、2月下旬〜4月

色のついた横の帯が、花や作業の時期です。1つの月を上旬・下旬の2つに分けています。植え付けは、秋の10〜11月と、花付き株を植える2月下旬〜4月の2回です。元肥は入れず、肥料は置き肥で与えます。置き肥は秋の10〜11月にしっかり与え、開花中も3月頃まで与えます。6〜9月は与えません。

種は早めに取る

春まで、花が何回か咲いては切って、咲いては切ってを繰り返します。放っておくと種をつけて、その分の栄養を取られます。種ができ始めたら早めに取り除いて、下からどんどん花を上げさせる育て方をします。時期の目安は、花の時期の後半から春にかけての2〜4月ごろです。

開花中も置き肥は3月頃まで。夏は耐えさせる

置き肥は、開花中も与えます。ただし、春に肥料が切れるように、与えるのは3月頃までです。春になって花が止まると、普通の葉の状態に戻ります。ここから夏にかけては、かなり耐える時期です。夏は置き肥をやらず、耐えさせて、秋の10〜11月になったらしっかり置き肥をします。そして冬に花を咲かせます。これが1年のスケジュールです。

夏に弱った株には肥料をあげたくなりますが、傷んだ根に肥料をやるとさらに弱る、という解説もあります。秋の手入れと回復の様子は、こちらの記事にまとめています。
→ クリスマスローズ10月の管理|古葉切り・肥料・株分けと夏バテ回復

株分けで増やす|植えて約2年の秋にアイガーを株分け

アイガーは、植えて約2年の2024年10月13日に株分けしました。10月・11月は、株分けの適期です。

2024年10月13日に掘り上げた株分け前のアイガーの株
2024年10月13日。株分け前に掘り上げたアイガーです。
株分けで根を分けたアイガー
株分け後。根を分けたところです。

株分けしたあとも、今も元気に育っています。アイガーは、株分けしても、鉢でも地植えでもよく育ちます。原種系、特にシングル咲きは強い、というのが4年近く育てた実感です。

2026年10月のアイガーのアップ。濃い緑の細長い葉がしっかり茂っている
アイガーの今(2026年10月)。11月に植えた約1000円の3.5号ポット苗が、ここまで育ちました。

毒とブラックデスに注意する

クリスマスローズは、茎や葉に毒があります(株全体に毒があるとされます)。切った汁で目をこすったりすると良くないので、作業のときはしっかり手袋をつけてください。口に入れないよう、小さなお子さんやペットがいるご家庭は特に気をつけてください。

もう一つ、ブラックデスという病気があります。葉に黒いスジや点々が出ますが、葉が傷んでいるだけのものと、とても見分けがつきにくいです。ですので、出たからといってすぐ決めつけず、しばらく様子を見ます。

黒い点々が広がってきて、株が一気に弱り始めたら、それがブラックデスです。ウイルスによる病気で、アブラムシや、作業に使ったはさみ・手を通してうつることがあります。はさみは株ごとに消毒すると安心です。

薬で治すこともできますが、確実なのは、株ごと、土もついたまま撤去することです。ほかのクリスマスローズに感染しやすいので、早めに対処します。夏場に結構出るので、よく見ておいてください。複数育てていると、放置して全滅することがあります。

※庭で燃やす「野焼き」は、法律で原則禁止されています。撤去した株は土ごと袋に入れ、お住まいの自治体のルールに従って、燃えるごみとして出すなどして処分してください。

よくある質問

12月に買った苗はすぐ植えていい?

すぐには植えません。植え付け・株分けの適期は10〜11月です。12月に買った苗は、ポット苗でも花付き株でも、買った鉢のままいったん早春まで待ってから植えます。花付き株は、早くて2月下旬〜4月が植え時です。

ポット苗はそのまま植えてよい?

ポットからは抜いて植えます。秋なら根鉢を軽くほぐし、芽が埋まらないよう浅く植えます。

真冬に買った花付き株は、いつ植える?

真冬は、植え付けも植え替えもしません。根が傷みます。買った鉢のまま花を楽しみ、早くて2月下旬〜4月に植えます。なるべく早く植えた方が、しっかり根が張ります。

肥料はいつやる?元肥は入れる?

元肥は入れず、肥料は置き肥で与えます。秋の10〜11月にしっかり置き肥をします。開花中も与えますが、春に肥料が切れるよう、与えるのは3月頃までです。夏はやりません。カレンダーを見てください。

鉢と地植えのどちらがいい?

いちばんよいのは、軒下に置く鉢植えです。地植えはガーデンで映えますが、夏に日が当たらない所に限ります。

まとめ|今週末やること

クリスマスローズは、ヨーロッパ原産で暑さと蒸れが苦手ですが、冬から早春に花が咲く貴重な花です。初心者は、まず原種系や氷のバラシリーズなど、特にシングル咲きから始めるのがよいと思います。シングルでも十分きれいなので、いきなりダブルの豪華なものを狙わなくて大丈夫です。

11月は植え付けの適期なので、今から植えて間に合います。ただ、初心者の方には、冬に出る花付きの大株の方がおすすめです。花付き株は、真冬には植えずに、2月下旬〜4月に植えます。

今週末やることは1つ。夏に日が当たらない場所を、庭で1か所探してみましょう。場所が決まれば、11月のポット苗でも、冬の花付き株でも、迷わず植えられます。

植え付けにあると便利な道具

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  • 千吉 剪定ばさみ(楽天/Amazon) 私が花がらや種、傷んだ葉を切るのに使っています。使う前後に刃を消毒します。
  • IBのチカラ グリーンそだちEX(花ごころ)(楽天/Amazon) 私が使っている置き肥です。株元に置くだけで、秋から3月頃まで与えます。
  • トップジンMペースト(癒合剤)(楽天/Amazon) 私が株分けで切り分けた株元の切り口に塗っています。
  • ミリオン(珪酸塩白土)(楽天/Amazon) 私が夏に弱った株の土の改善に使っています。
  • 園芸用ゴム手袋(楽天/Amazon) クリスマスローズには毒があるので、作業のときは必ず着けてください。
  • クリスマスローズ用の培養土(楽天/Amazon) 鉢植えにするときは、専用の培養土が手軽です。
  • 深めの鉢(スリット鉢 深型)(楽天/Amazon) 根が下へ深く伸びるので、深めの鉢が向いています。ポットより一〜二回り大きなものを選びます。

初心者におすすめの苗

  • 原種系のクリスマスローズ(ニゲル)の苗(楽天/Amazon) 冬に早く咲く、白いシングル咲きの丈夫な系統です。
  • クリスマスローズ「氷のバラ」シリーズの苗(楽天/Amazon) ドイツのHGCシリーズの一つで、丈夫で育てやすい品種です。

次に読む

夏に葉が黄色くなった株の回復はこちらです。
→ クリスマスローズの葉が黄色い原因|9月の見分け方と回復作業

10月の手入れと回復の様子はこちらです。
→ クリスマスローズ10月の管理|古葉切り・肥料・株分けと夏バテ回復