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秋植え球根-梅雨前の掘り上げ|ディーケーのポタ・ガーデン
栽培テクニック

秋植え球根-梅雨前の掘り上げ

チューリップ、ヒアシンス、ラナンキュラスといった秋植え球根の花を十分楽しんだ頃かと思います。枯れた球根ですが、掘り上げることでまた来年もきれいな花を楽しむことができます。しかも、歳を重ねることで球根の数を増やしたり、ボリュームが大きくなり、見応えがある花へと成長していきます。
球根の中には植えっぱなしで大丈夫というものもありますが、やはり夏場の高温多湿が心配なので、掘り上げておくほうが安心です。
今回はそんな球根の掘り上げについて解説します。

球根の育ち方

球根植物は基本的に、「芽吹き」→「茎、葉の成長」→「開花」→「枯れる」→「芽吹き」というサイクルになります。
生育期の出した葉、根から栄養分を吸収して球根を太らせます。そして、花を咲かせるときに栄養分を消費します。販売用の球根を育てる場合は花を咲かせずにひたすら栄養分の吸収だけを行い、球根を太らせて仕上げます。家庭で育てるときも花が咲いたらなるべく早めに切って、葉は枯れるまでそのままにしておくことで多くの栄養分を溜め込ませることができます。

球根植物にはムスカリ、ラナンキュラス、原種のチューリップといった毎年咲く種類と、品種改良のチューリップ(一般的なチューリップ)の用に花を咲かせる栄養分が数年かけないと蓄積されない1年草扱いとなる大きく分けると2つの種類があります。
購入時のラベルの記載があると思いますので、掘り上げて保管するのは毎年咲く種類にしましょう。

球根掘り上げのメリット

  • 腐るのを防ぐ
  • 場所を変えられる
  • 球根を分けられる

腐るのを防ぐ

球根には種類によって、暑さ、寒さに弱いものがあります。そのため、夏、冬にそれぞれ対策をしないといけない球根があります。秋植え球根が気を付けないといけないのが暑さへの対策です。
購入時のラベルに「植えっぱなしでも大丈夫」といった書いてあったので、問題ないのでは?っという人もいると思います。確かにそのような表記がある種類は耐性が高いのでほとんど問題がありません。しかし、日本の夏の高温多湿は基本的に球根植物が苦手とするものです。また、年々気温が上がっていたり、異常気象が発生したり、予想できないようなことが起こるようになってきているので、掘り上げしておいた方が安心だと考えられます。

場所を変えられる

掘り上げことでまた秋に別の場所に植え直すことができます。
花壇に初めての種類の球根を植えて、思ってたイメージと違うという人も多いと思います。1度開花、草丈を確認できたので改めて適切な場所に植え付けることで自分の理想とするお庭に近づけることができます。
毎年咲かせてる方も定期的に別の場所に移動させることで、庭の雰囲気が変わりますので、飽きない庭にすることができるので、ぜひ動かして見て下さい。

球根を分けられる

栄養分を蓄積した球根は、分球といって小さい球根を増やすことがあります。増えた球根は分けることで独立した球根と扱うことができます。そのまま塊で植えてると花数が増えてボリュームアップして良いですが、分けて色々な場所に分散させても庭全体に彩りが良くなります。分球した球根を掘り上げることで楽しみ方のバリエーションが増えますので、試して見て下さい。

球根掘り上げのやり方

秋植え球根の掘り上げと保管は高温多湿の対策をすれば良いだけなので、とても簡単です。

掘り上げ

花を切った後なるべく枯れるまで待ってから、球根の掘り上げ行います。
枯れるまで待つのは葉の光合成で栄養分を蓄えさせるのが目的なので、早く入れ替えをしたいという人は早くやっても問題ありません。

写真はクロッカスです。
このように枯れたら、根元を掘って球根を掘り上げます。球根を傷つけない用に手も使いながら、慎重に掘りましょう。

全部掘り上げました。
いくつか分球しています。
元々1つの球根だったのですが、3〜4つの球根が固まっているのが分かると思います。
次回はもっとボリュームのある株になりそうです。

保管

全ての球根を掘り上げたら種類や品種ごとに写真のようなネットにまとめてしまいましょう。私は100均の排水溝ネットを使ってます。

ネットに入れたら良く水洗いをして、汚れや泥を落とします。
洗い終わったら風通しが良い日陰で2週間ほど乾かします。

その後、湿度が上がりすぎない場所で保管して秋を待ちましょう。
面倒な方はそのまま干しっぱなしでも大丈夫です。