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こんにちわ、8月も残りわずかですが、日中はまだ夏の暑さが続いていますね。
今回は我が家のレモンとユズの夏の管理、なかでも「夏枝の除去」についてです。
結論
レモンの夏枝・秋枝(7〜10月に伸びる新しい枝)は、見つけ次第付け根から切ります。花がつきやすいのは春枝で、夏枝・秋枝を残すと栄養を取られ、アゲハの幼虫やハモグリバエ(エカキムシ)も呼び込むからです。
ただし植え付け2年未満の若木と、弱っている株は切りません。我が家も3年目のレモンは切り、2年目のユズは切らずに残しました。
除去が終わったら、9月に苦土(マグネシウム)入りの肥料を与えます。
| 地域 | 茨城県(関東平地) |
|---|---|
| レモン | リスボン(植え付け3年目・10号鉢) |
| ユズ | 木頭(植え付け2年目・鉢植え) |
| 作業日 | 2026年8月26日(本来の適期は7月〜。今年は少し遅れての実施) |
レモンの花芽がつくのは春枝:夏枝・秋枝を切る理由
柑橘の枝には、春に伸びる「春枝」と、7〜10月にかけて伸びてくる「夏枝」「秋枝」があります。このうち翌年の花芽が最もつきやすいのは春枝です。夏枝・秋枝はそのままにせず、落としていきます。理由は2つあります。
- 栄養の分散:本来なら花芽をつけるために蓄えるはずの栄養が、夏枝・秋枝を伸ばすことに使われてしまう
- 病害虫:夏〜秋は虫の活動が盛んな時期。やわらかい新芽はアゲハチョウの幼虫やハモグリバエ(エカキムシ)にやられやすく、新芽を残すほど被害を受けやすくなる
つまり、この時期の新芽は「実りにつながらないうえに、虫を呼ぶ」枝です。見つけ次第落とすのが基本になります。
夏枝の見分け方:枝の断面が三角形
「どれが春枝でどれが夏枝か分からない」というときは、枝の断面を見ると分かりやすいです。


夏枝・秋枝は断面が三角形っぽく角ばっていて、春枝は丸い。慣れないうちはここを見て判断すると迷いません。加えて、今の時期に色が薄くやわらかい新芽として伸びているものは、まず夏枝と考えて大丈夫です。
夏枝除去のやり方(リスボンレモン・3年目)

①株全体を見て、新芽(夏枝)をチェックする

まず株の周りを一周して、夏枝がどこに何本あるかを確認します。葉の色が薄い若い芽は目立つので、見つけるのは難しくありません。
②どこから伸びているかたどって、付け根から切る

夏枝を途中で切ると、残った部分からまた芽が伸びてきます。枝を元までたどって、付け根から切るのがポイントです。
③切り終わったら全体を見直す

本来は7月から始める作業ですが、今年はうっかり忘れていて8月下旬の実施になりました。それでも、放置するよりはずっと良いはずです。これから秋にかけては秋枝も伸びてくるので、見つけ次第、同じように付け根から除去していきます。
切らない判断:2年目のユズはそのまま残す
ここまで「夏枝は切る」と書いてきましたが、切ってはいけない場合があります。
- 株が弱っている場合:枝葉を減らすとさらに体力を落とします
- 植え付け2年未満の若い木:まだ実をならせるより株を大きくする時期なので、夏枝も株づくりの戦力です

我が家のユズ(木頭)は植え付け2年目なので、夏枝はそのまま残しました。同じ柑橘でも、株の年数と状態によって作業を変えるのが大事です。
除去が終わったら:9月に苦土(マグネシウム)入りの肥料
夏枝の整理が一段落したら、9月に入ってから肥料を与えます。レモンは肥料の回数が多い果樹で、我が家では年5回、次のタイミングで与えています。
| 2〜3月 | 春の芽出し・開花に向けて |
|---|---|
| 5〜6月 | 実つきの時期に |
| 7月 | 夏の生育期に |
| 9月 | 夏枝除去後の体力回復に(今回のタイミング) |
| 11月 | 冬越し前に |
ここで大事なのが肥料の中身です。レモンは肥料が切れると葉が黄色くなりやすい植物で、しかも肥料に苦土(くど)と呼ばれるマグネシウムが入っていないと、肥料分をうまく吸収できない性質があります。
我が家ではレモンに、マグネシウム入りのIB化成(IBのチカラ)やハイポネックス原液を使っています。「肥料をあげているのに葉が黄色いままなのはどうして?」という方は、いま使っている肥料の成分表示に苦土(Mg)があるかを確認して、入っているものを試してみてください。
よくある失敗
肥料をあげているのに葉が黄色くなる
肥料の量ではなく中身の問題かもしれません。苦土(マグネシウム)が入っていない肥料だと、レモンは肥料分をうまく吸えず、葉の色が抜けていきます。成分表示を確認して、苦土入りに切り替えてみてください。
新芽が食べられる・葉に白い筋が入る
アゲハチョウの幼虫と、葉に絵を描いたような白い筋を残すハモグリバエ(エカキムシ)の仕業です。どちらもやわらかい新芽が大好物なので、夏枝・秋枝をこまめに落として新芽を減らすこと自体が、いちばんの予防になります。
若木の夏枝まで一律に切ってしまう
植え付け2年未満の若木は、夏枝も含めて枝葉を増やして株を作る時期です。「夏枝は切る」を機械的に当てはめず、株の年数と元気さを見てから判断しましょう。
まとめ
今週末はまず、お宅の柑橘の株を一周して夏枝を付け根から落とすところから始めてください(植え付け2年未満の株は、見るだけでそのまま残してOKです)。9月に入ったら苦土入りの肥料も忘れずに。
使った道具
この記事の作業で実際に使っている道具・肥料です。
- 千吉 剪定ばさみ(藤原産業)(楽天/Amazon) 夏枝を付け根から切るのに
- 岡恒 芽切鋏(楽天/Amazon) やわらかい新芽を摘むのは芽切りバサミが楽。長く愛用してきた定番です
- IBのチカラ グリーンそだちEX(花ごころ)(楽天/Amazon) 苦土(マグネシウム)入りのIB化成。9月の置き肥に
- ハイポネックス原液(楽天/Amazon) マグネシウム入りの液肥。水やりついでに使えます
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