バラの株元におがくず!9月のカミキリムシ対処と早期発見の備え
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こんにちわ、9月も終わりに近づいてきましたが、まだ暑い日が続いていますね。
今日は、バラの株元におがくずを見つけて、カミキリムシの対処をした記録です。
結論
バラの株元におがくずのような粉が出ていたら、カミキリムシの幼虫を疑い、幹の根元に穴がないか確認します。幼虫は幹の中を食べ進むので、葉や花を見るついでに株元まで目を向けるのが大切です。
穴が見つかったら、先に針金を差し込み、おがくずを取り除いて穴を通してから、専用ノズルを差し込んで噴射します。バラのカミキリムシに適用のある薬剤を使い、食入部(幼虫が幹に入り込んだ場所)への使用方法は製品の表示に従います。穴が見つからないときは、粉が出ている場所を手がかりに、幹の根元をもう一度見ます。
株元を見やすくして早く気づき、常備した薬剤ですぐに対処する。私はこれがカミキリムシ対策の最適解だと考えています。今回は株元が見えていたおかげで気づけましたが、スプレーの準備が足りず、買いに行くことになりました。
やることは3つ。株元を見える状態にして観察する、対処用の薬剤を常備する、処置後も新しい粉が出るか見る。やらないことは2つ。粉を見つけたまま放置すること(幹の中で食害が進むため)と、薬液が外へ出たところで観察を終えること(処置後の変化も見たいから)です。
今回は、地植えのダナヒューとシャルールの2株で、同じ日に株元の粉を見つけました。撮影日と作業日をまとめておきます。
| 地域 | 茨城県(関東平地) |
|---|---|
| 品種 | ダナヒュー/シャルール(シャルールは2024年植え付け) |
| 植え方 | 地植え・レイズドベッド |
| 比較に使った写真 | 2026年8月23日・夏剪定後のダナヒュー |
| 発見・対処した日 | 2026年9月25日 |
株元を見やすくして、見つけたら対処する
カミキリムシ対策は、株元を見やすくしておき、おがくずに気づいたらすぐに対処する。私はこれがカミキリムシ対策の最適解だと考えています。今回も、株元が見える状態だったから、粉が出ていることに早く気づけました。
バラはレイズドベッド(周囲の地面より土を高くした花壇)に植えています。少し高さがあるぶん、幹の根元を見やすいからです。花が咲く場所だけでなく、株元に目が届く庭にしておくことも、日々の管理では助けになります。
予防のために薬剤を散布し続ける方法もありますが、私には継続する手間が気になります。株元をネットやアルミホイルで覆う方法も、ベイサルシュート(株元から出る新しい太い枝)の伸びを妨げたり、株に負担をかけたりしそうで気になるので、採用していません。
そのため、株元を見える状態にして観察し、対処用のスプレーを準備しておく方針です。バラを植える場所や土づくりについては、バラの地植えに向けた土づくりの記事にもまとめています。
9月25日、2株の根元におがくずを発見
8月23日のダナヒューと見比べる

上の写真は、ダナヒューなどシュラブの夏剪定をした8月23日のものです。枝の下に株元が見えています。この写真では、おがくずは見当たりません。

9月25日に見つけたのが、この茶色い粉です。幹の根元にまとまって出ていて、土の上にも落ちていました。8月23日は見当たらず、9月25日には粉が出ていた。写真を残していると、以前の株元と見比べられるのがいいですね。
シャルールの株元にも粉が出ていた

シャルールにも、同じようにおがくずが出ていました。こちらは9月12日に、木立ちバラの夏剪定をした株です。秋の花を待っているところだったので、株元の異変には焦りました。
カミキリムシの幼虫は、幹の中を食べながら、おがくずのような粉を外へ出します。外から目につく株元の粉は、幹の中の食害を疑う手がかりです。葉の様子だけを見ていると目が届きにくい場所なので、地面に近い部分まで見るようにしています。
粉が出ている穴を探し、専用ノズルで対処
①株元の穴を探し、針金を通す

まず、おがくずが出ている場所の近くで穴を探しました。粉がたまっていた幹の根元をよく見て、先に針金を差し込み、おがくずを取り除いて穴を通します。専用ノズルを差し込む前に、薬剤を入れる場所を確かめるためです。

ダナヒューも同じ手順です。針金を入れてみると、今回は穴自体がまだ浅かったです。早期に気づいて対処できたことが大きかったと思います。穴を無理に広げず、見つけた場所から対処するようにします。
②園芸用キンチョールEを食入部へ噴射する

使ったのは園芸用キンチョールEです。バラのゴマダラカミキリに適用があり、幹の中の食入部に薬液を入れるための専用ノズルが付いています。針金でおがくずを取り除き、穴を通してから専用ノズルを使いました。ノズルをいきなり突っ込んでガシガシ動かしたり、強引に押し込んだりしないようにします。ノズルは穴をこじ開ける道具として使わず、薬液を入れるために使います。
針金で穴を通したあと、容器をよく振り、専用ノズルを食入部へ差し込み、薬液が流れ出るまで噴射します。30秒以上続けて噴射する場合は、いったん中断して、もう一度容器を振ります。使用量や回数などは製品の表示に従い、日中の高温時を避けて使います。
③流れ出た薬液を見て、処置後の観察へ

シャルールは、噴射した薬液が穴から外へ出てきました。写真の白っぽく濡れている部分が、そのときの様子です。専用ノズルで穴に薬液を入れ、外へ流れ出るところまで処置しました。

ダナヒューも同じように処置しました。次に見るのは株元に新しいおがくずが出てくるかです。処置した場所を覚えておいて、その後も幹の根元を観察します。今回の作業はここまでで、これから粉の再発を見ていきます。
9月の油断と、スプレーを常備する大切さ
8月はカミキリムシを気にして、株元を見ていました。それが9月も終盤になり、少し油断していたんですよね。秋の花を楽しみにしていたところでおがくずを見つけて、まだ株元を見るのをやめる時期ではないと感じました。

もうひとつ困ったのは、対処用の薬剤を手元に用意できていなかったことです。粉を見つけてから近所のお店へ急いで買いに行きました。株元を見やすくして気づけても、その場で対処する道具がなければ、準備から始めることになります。
次からはスプレーを事前に準備します。見つけるための観察と、見つけたあとの備えをセットにするのが、今回の反省です。まだ暑さも残っているので、秋も引き続き株元を見ていきたいです。
今後は、木酢液を定期的にかけて、においでカミキリムシが寄りにくくなるか試したいと思っています。これはこれから試すことです。株元の観察を続けながら、自分が無理なく続けられる方法を探していきます。
バラのカミキリムシ対処でよくある失敗
葉や花だけ見て、株元を見落としてしまう
秋の花が気になる時期は、枝先ばかり見てしまいます。カミキリムシを疑う粉は地面に近いところに出るので、幹の根元と、その周りの土まで見るようにします。株元が見える植え方にしておくと、日々の観察で気づきやすくなります。
夏が終わったと思って、確認をやめてしまう
これは今回、私自身が油断したところです。8月に気をつけていても、9月25日に粉を見つけました。カレンダーだけで気を抜かず、秋も株元のチェックを続けるようにします。処置した2株は、特に粉が出ていた場所を見ていきます。
専用ノズルでいきなり穴を探ってしまう
専用ノズルは薬液を入れるためのものなので、穴を探ったり、こじ開けたりする道具として使いません。先に針金を差し込み、おがくずを取り除いて穴を通す。そのあとに専用ノズルを差し込んで噴射する順番です。ノズルを強引に押し込むのは避けます。
薬剤の用意を後回しにしてしまう
おがくずを見つけてから買い物に行くと、そのぶん対処まで時間がかかります。私も今回は急いで買いに行くことになりました。使う薬剤と専用ノズルを手元にそろえておくと、見つけたあとにすぐ取りかかれます。
まとめ|今週末やること
今週末やることは1つだけ。バラの株元と周りの土に、おがくずが出ていないか見る。粉があれば出どころの穴を探し、先に針金でおがくずを取り除いて穴を通します。そのあと専用ノズルを差し込み、適用のある薬剤で対処します。処置したあとは、新しい粉が出るか引き続き観察します。
我が家では、株元を見やすくして早く気づき、用意したスプレーで対処する方法を続けていきます。今回の2株も、秋の花を待ちながら株元を見守ります。
使った道具
ほかに、株元の穴を確認し、おがくずを取り除いて穴を通すための針金を使いました。
次に読む
木立ちバラの夏剪定では、枝を切るついでに株元の木くずやこぶも見ています。シャルールを含む株の剪定と、秋の花に向けた管理はこちらです。
→ 木立ちバラの夏剪定|秋の花に向けた9月の作業
