野菜

サトイモ栽培-植え付け

皆さん、夏に向けて野菜の植え付けを進めているところだと思います。ところで日陰になってしまったり、建物の裏で使いにくかったりで余っている場所はないでしょうか?
もしそんな場所があればサトイモを育ててみてはいかがでしょうか。
通常、野菜は日当たりがあればあるほど、よく育ち、収量も上がります。しかし、サトイモはジメジメした日陰を好む野菜です。
場所が限られる家庭菜園では、デッドスペースを有効活用することで意外にいろいろな野菜を育てることができるので、ぜひ検討してみて下さい。

ウチは大きな庭木の根本のスペースが少し余っていたので、ここに植え付けます。

事前準備

芽出し

サトイモの種芋は事前に芽出ししておくと生育がよくなりますし、そもそも芽が出てこない種芋を外すことができます。
発芽にはある程度の温度が必要になります。
小さめのダンボールに土を敷き詰め、種芋を軽く土に埋めて、透明のビニールを被せて保温しましょう。種芋を1つずつ管理したい場合はポットに1つずつ入れても大丈夫です。
植えたら水をしっかりあげましょう。水管理は土が乾いたらあげればOKです。
2〜4週間で黄白色の芽が出てきたら完了です。

こんな感じに芽が出てきます。写真は何個かイモがついていますが、1個で問題ないです。(昨年のイモを面倒なので外してないだけです。)

土作り

サトイモは肥料を多く必要とする野菜です。
植え付けの2週間前までに牛糞堆肥、油粕を混ぜ込んで畝を作っておきましょう。もししばらく使っていないような場所であれば、土壌が酸性に偏っているかもしれないので、有機石灰も一緒に入れておきましょう。

植え付け

芽の生育に温度が必要であること、夏場の雑草管理を考えると黒マルチの利用を強く推奨します。土を盛って畝を作って、黒マルチで覆ってしまえば完成です。

通常植え

通常の植え付けは、芽を上にして5〜10cmほどの深さに埋めます。種芋の上に親芋が作られ、その周囲に子芋、孫芋ができていきます。この親芋、子芋、孫芋が食べれるわけですが、種芋〜地上の茎の間につくるため、そのままだと芋を作るスペースがほとんどないという状態になります。そのため、芽がある程度育った後に、一度マルチをとり、土を追加で被せる「土寄せ」が必要になります。土を追加することで芋を作るスペースを確保できるというわけです。

上記の方法が一般的な方法ですが、マルチを取ったり、土寄せしたりする作業が結構手間だったりします。なるべく作業は少なくしたいという人も多いと思います。
深く植え付ければ良いのでは?っと思ったりしますが、深すぎると芽の生育が悪くなり、うまく育たないことになります。
怠け者の私はこんな手間がかかるんだったら、サトイモ栽培はやめよう!と思ったりもします。

逆さ植え

そんな方のために「逆さ植え」という方法があります。
この方法は芽を上ではなく、下に向けて植え付けるというものです。こうすることで芽が一度地下に潜ってから、反り返って地上部に出てくるので十分に芋ができるスペースを確保できるようになります。こうすることでなんと土寄せが不要となります。マルチもつけっぱなしでOKです。
芽が出にくい植え方なので、事前の芽出しが必須ですが、それ以外は特段デメリットがないので、この植え方がおすすめです。
皆さん、少しでも楽をしていきましょう!!

植え付けたら、株間は30〜50cmとって、保水のため少し山状に土を盛り、たっぷり水を上げましょう。

こんな感じです。
千鳥(ジグザグ)に4株植え付けました。

今後

芽が出るまで3~6日に1回は定期的に水やりを行います。時々確認して、芽がマルチに当たるようであれば、開けてあげます。